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サポーターミーティングへ参加しました

今季、観戦しには行ってるのに、気付けばブログアップ無しでシーズン最終盤。
我がFC町田ゼルビアは残り7戦で3位という好位置。

すげえ!

更には10月にはあのAbemaTVなどで名高いサイバーエージェントさん(以下CA)に買収され、グループの一員に。
なんだこれ…。
アタマが追いつかないぞ…。

しかしながらチーム環境が急激に改善されるワケがなく、来季もJ2ライセンスで戦うことが決まってます。
でもCAさんの一員となったおかげで練習場の件(天然芝の練習場1面以上)は早期にクリアできそうとか。
昨季のV・ファーレン長崎さんの前に現れたホワイトナイト、ジャパネットたかたさんよろしく、町田も大きな転換期を迎えたようです。

そんな時期、やはりこの状況をサポーターに説明するために(だと思う)開催されたサポーターミーティング。
分からないこと、聞きたいこと。
色々な話が伺えると思いましたので参加してきました!


場所は和光大学ポプリホール鶴川 地下2階 ホール。
開催時刻は19時。
開場時刻は18時30分でしたが、念のために18時に鶴川着。
普段、試合開催の時に訪れ慣れている鶴川駅も、中秋の夕刻ともなれば別世界のよう。
お勤めの人や学生さん、沢山行き交ってました。

…この人たちを全部町田サポにしてぇ(野望

開場前にポプリホールに着いたところ、すでに30名以上はいらしたでしょうか。
みなさん、この機会に対する意気込みを感じます。
運営サイドもその意気を察したのか、時刻を前倒しして18時15分に会場と変更しました。

そのあとも入場するサポの姿は途切れず、最終的に200名キャパのホールがほぼ埋まったのではないでしょうか。

そんなこんなで開始時刻の19時。
本日の出席者は大友健寿社長、守屋実相談役、司会のイトウさん(漢字分からず)の3名。
下川浩之会長は、本日Jリーグの会議があるとのことで欠席とのこと。
ミーティングは主に大友社長が語ることで進行していきます。

【1】守屋相談役から挨拶(10分)
・FC町田ゼルビアの生い立ち。浮き沈みあった歴史の中で、自分たちがどういうチームであるべきか、ありたいのかを模索し続けていたことを説明。
・地域リーグに落ちたとき、その規模での予算を立てた人もいた。
・市民クラブとしての立場。市民運動あってこそのチーム。100年後にも誇れるチームを。
・そうした中でCAの資本が入ることで「(市民感情から)遠くなると感じるのは個人の感情」と判断。
・「地域とクラブを愛せる人」なら大丈夫(ということをCA側にも伝えた?)。
・サポーター、選手、資本が回ってこそ「良いクラブ」。循環させることを目指す。
・今回、その資本(CA)を呼び込んだのは、選手、監督の努力あってこそ。

 CAが参画したことへの個人感情と受け止め方、それがクラブにどういうことなのかをザックリ言ったカンジですね。

【2】J1ライセンス取得に向けたクラブの体制強化について(25分)
・パワポスライド用いながら、大友社長が説明。
・本日の開催は日本代表試合とかぶって申し訳ない(場内笑い)。
・ここ数年(16~18)の資本的なやりとりの概要説明。
・2016年「2020年J1昇格までのロードマップ(2017年練習場・2020年スタジアム他)を市へ説明」
・2017年「資金調達方法と練習場設備を市へ打診。市からはノーリターン回答」
・2018年「市からはこれ以上(スタジアム増席改修以外?)は出せないとの回答あり。増資を決意。第三者割当増資引受先を検討。→サイバーエージェントが引受先に」
・増資決定の際は役員会で「社員は大丈夫だが、役員の身分は確約できない」と指摘され、春に社長になったのに速攻でクビにされるかもしれない可能性もあったが受け入れた(場内笑い)。

 町田市からの支援はもう限度っぽいですね。
 そりゃそうか…。
 感謝こそすれ恨み言を言う立場じゃ無いですよね。
 これからも、良い関係でいてほしいものです。

・クラブが立ちゆかないような最悪な状況だから資本関係に入るのではなく、あくまでCAは紳士的に話し合いに加わった。
・これまでもクラブを去って行く選手やスタッフには「Jクラブスタンダードな設備・環境が無いクラブに留まるのは厳しい」と言われてきた。
・現在の練習場ですら人工芝が寝てしまっていて、選手はスパイクを使っていない。
・現時点、J2に居ることは選手、監督の力量に頼っている状況。
・J3クラブや都リーグのチームが躍進していく中、埋没していく可能性がある。

 ほんと、選手や監督にスタッフの皆さんは、このチームに居てくれますわ…。
 これまた感謝の気持ちしか無いし、その気持ちが更に増します…。

・「CA買収」という表現は避けたかった(避けていた)。しかし意味合い的にはその通りなので仕方無い…。
・誰が「買収」と言ったのか犯人は分からなかった(苦笑)。
・発表当日は電話が鳴り止まなかった。
・これまでの176名の個人株主が2割(5740株)。そこに割当分が8割(22960株)。
・通常なら個人株主の株も買い上げて100%株主になった方が運営しやすいのだが、その176名と2割になる株は「町田の魂」だから残すべきとCA側から言われた。
・8割というラインは、マジョリティを示す為の数ということで決めた。
・CAからは藤田社長、ナカヤマ氏の2人(だけ)が役員入り(だったかな?)。

 先述の「CAは紳士的に加わった」の一端が垣間見えますね。

・CAへ参入の発表からすぐ、代々木のスタジアムの話が挙がって、それもまた電話で問われた。
・FC東京の社長が「あれはウチだ」と断言したので、この話は終わった(場内笑い)。
・今季の順位はすごいし、PO圏や自動昇格順位になれば歴史になる。これからもご支援願います。

 代々木スタジアム(仮)ねーw
 一説では町田から野津田へ行くより、町田から代々木八幡へ行くほうが時間かからないらしいですけどwww

【3】質疑応答 (30分)
『来年の予算規模は?』
・(腕を肘から曲げて)このくらい(20°くらい?)から、このくらい(45°は超えてた?)には大きく上がった。
・今いる選手、レンタル選手をつなぎとめたい。

『記者会見で「藤田社長がビッグクラブになる(意訳)」といった発言があったが、どういうイメージで受け取ってる?』
・ACLへ行けるような、世界的なクラブというような。そういった話でしている。

『(CA買収の中で確約しているという)練習場の場所は?』
・具体的に検討中(で進行中てこと?)。

『買収は法人としての株式会社ゼルビアでの話であるが、育成やレディースは別法人では?』
・育成支援金という形で落としている。その額を増やす。

『増資でできるようになったことは?』
・練習場の件でアタマ一杯だった。ここができてから。
・やることができるよう会社組織を大きくしたい。
・CAからは「何でも言ってくれ」と言われている。

『Jリーグは地域密着(が理念である)。市債発行など行政とは何とかならなかったのか』
・出せなかった。出さなくて良かった。
(「良かった」の意は行政との距離感というか、市民クラブとして行政の介入を止めたかったってことなんでしょうか? しかし町田市側からの援助は既に限度一杯の様子が先の説明の中でもありましたね)

『練習場の話の他、クラブハウスの目処は?』
・同時に進めている。練習場と一緒に。
(地理的な話ではなく、同時進行中ってことですよね、多分)

『先刻の説明の中でも練習場の劣化があった。補修の予定は?』
・考えている。GKには「命削ってやってます」と言われてしまった…。

『CAからあった要請は? ゼルビアの企業価値をどう捉えている?』
・直球で言われた(具体的な)ことは無い。
・Jクラブを持つということがCAにとって意味ある企業価値だと捉えている。

『来季のユニフォームにCAのコーポレートカラー(緑)は入るのか?』
・今回の件で「これだけは譲れない」というところを伝えている。そのひとつがチームカラー(青色)である。

『これだけ時間があったのに(展望について)「分かりません」という(回答がある)のは甘い。会社を大きくするためにはどうあるべきなのかもっと考えてほしい』
・労務環境の改善等、皆が倖せになるようにしたい。
・人を入れて、やることをやる。集客もグッズも。
・CAからチカラは借りるが、そういうところは自分たちで行っていきたい。

『経営陣は世界へ行くイメージをどう持っているのか。その時、クラブはどうなっている?』
・(大友社長)これまでも町田で育った子ども達が他クラブへ行き、そこから世界へというステップがあった。それをクラブ内で起こしたい。
・(守屋相談役)町田は人材を育ててきた。これからもそうしたい。ジョセフが出ると盛り上がる。そういうことをもっと起こしたい。

 現状は「とりあえずCAとつながった」というレベルの印象でしたね。
 むしろお互いに具体的な話を持っていないというか。
 しかしひとまずは明確に「ライセンス取得」という大目標があるので、まずはそれに付随するような形での小目標を立ち上げてこなしていってほしいトコロ。
 AbemaTVでの配信についてもどこかの質問の中で触れていたように覚えてるのですが、メモ忘れしました。無念。

 それと市債の話とかもありましたが、今日強く印象を持ったのは、町田市との距離です。
 市からの助成はもう見込みが無い(薄いどころの話ではなく!)という段階で、クラブは期待をするのを諦めたというような印象。
 しかし繰り返しますが、これで「町田市はひどい!」と思うのは愚かだと考えますし、この距離を今後も取りつつ、その関係を太くしていけたら良いのではないかと思うのです。

【4】閉幕の挨拶
「守屋相談役」
・大友社長とは昔からの付き合い。中学の頃から目を掛けていたのに、途中で奄美大島へ引っ越してしまった。
・奄美大島へ行ってしまってからも手紙を送るなどして連絡を取り続けた。
・これからも良い歴史を作っていってほしい。
「大友社長」
・奄美へ行ったらサッカー部が無くてバレーボールをしてた(笑い)。
・重田さんの頃の第一幕、下川さんの頃の第二幕、そして今は第三幕だと思っている。
・これでいいと思っていたら成功しない。ジャンプし続けるので支えて欲しい。
・今日はありがとうございました。皆さん、またスタジアムでお待ちしています。

 サポーターミーティング、書き起こしは以上!
 具体的にこれ!という話はありませんでしたが、とにかく「CAとは良好な関係」を説明したかったのかなーと。
 むしろそれ以外は話すことが無かったのではとも感じましたが、大友社長と守屋相談役の話しぶりから終始穏やかに進められたサポーターミーティングだったのではないかと。

 初めてこういう席に参加しましたけれど、またやってくれないかなー。
 チームの周辺環境とか、お話として興味あるわ。

 ともあれ、サイバーエージェントさんと一緒になって、これからのFC町田ゼルビアが飛躍することを願っております。

by baku_shuu | 2018-10-17 04:10 | 雑記

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by baku_shuu